~ 鏡 ~

2019年10月30日

ここ一年くらいだろうか。

白髪が増えてきた。

 

加えて、引力との戦いに疲れてきたのか、

10年前の写真と比べると明らかに目元のハリ感が落ちている。

(おかげで浪人みたいな「キツさ」は無くなったけど)

 

それに20代や30代前半には無かった「疲れ」を、

しっかりと感じるようになった。

家に帰るとグッタリしてしまう日もある。

 

確実に40代の身体になってるなーと、、、

 

 

そんな日々の疲れを癒してくれるのはやっぱり、

食べるという名の神。

そして食事に合う美味い葡萄酒や日本酒なんかの、

美酒という名の女神。

 

神と女神の寵愛を受けている瑠璃色の時間が至福の時なのであります。

 

ただその愛はつまり、栄養をたっぷりと蓄えた贅肉となり、

いつしか当たり前のような顔で腹周りに鎮座するようになったわけです。

 

引き締まった身体でいたい、というわけでもないけど、

「太ってはいない」という状態はキープしていたいとは思う。

ただ、

何もしないでキープ出来る年齢ではなくなってきたということであります。

 

大きな病気を患ったことはまだないけど、

40代に入り、色々なことに気をつけないといけない、

とは思うんですよ。思うんですけど、、、

まだまだ危機感が足りないのでしょうな。

先述の愛が愛しくて、今日もしっかり食べて、飲んで、、、

 

ぐぬぬ、、、

 

 

 

~鏡を看よといふは、反省を促すの語也。

されどまことに反省し得るもの幾人ぞ。

人は鏡の前に自ら恃み、自ら負ふことありとも遂に反省することなかるべし。

 

鏡は悟りの具にあらず、迷いの具なり。

 

一たび見て悟らんも、二たび見、三たび見るに及びて、

少しづつ少しづつ、迷いはされ行くなり ~

 

略すとですね。

 

鏡を見て反省しなさい、と言うけれど、

真に反省できる人なんていったい何人いるのだろうか。

反省するどころか、安心、慢心してしまうことが多いのではないか。

鏡は悟るための道具ではなく、迷う道具なのだ。

見れば見れ程、真実は遠くなっていく。

 

 

正にその通り。

鏡に映る自分の身体に落胆することが多くても、

次の日の夜には忘れて食べて、飲んで、、、

とほほ、、、

 

 

それでも鏡は必要です。

 

鏡に映るゲスト、そして自分と、

迷うことなく、しっかりと向き合えるように、

もっと大人にならなくちゃ。

 

 

 

~ 金木犀の香りに飽きてきました・・・ ~