• ここ近畿地方にも夏がきました。

     

     

    読書家の知人にオススメしてもらって読んだ小説がとてもステキで、

    これを気に一度、村上春樹の世界から抜け出してこようかなと思っています。

     

    平野啓一郎 著 「マチネの終わりに」

     

    大人の為の恋愛小説というのかな?

    ギタリストの主人公は自分と同じ40歳独身男性。

    自分は既婚者だけどとても素直に入り込めた。

     

    成り行きも結末も、とにかく切ないんです。

    でも、とても美しい。

    この美しさの本質は20代の頃には分からなかっただろうな~。

     

    辻仁成さんの「サヨナライツカ」に通じるものもあるけど、

    あの作品とはまた違って、

    大人の純愛がとても複雑に描かれていたように思う。

    「サヨナライツカ」のようなストレートが無い分、もどかしさというか、、、

    でもそれがこの物語をより深いものにしてくれているし現実的な感じもしました。

    実話を元に書いている、というのも興味深いし。

     

    読んでから知ったけど、映画化もされるらしいですね!

    これがまたキャストがいい。

    (主人公のイメージはちょっと違う気がするけど)

    きっと話題になる映画になるだろうな。

    マチネの終わりに

     

     

    40代に入って、見る景色も見なくてはいけない景色も変わってきた。

     

    もちろん恋愛とは無縁の生活だけど、

    この年齢と環境になってこそ理解できる恋愛感というものは、

    ある気がする。

     

    この「マチネの終わりに」は、

    大人だからこそ膨れ上がらせることができる純粋な感情と、

    大人だからこそ壊れやすい純粋な部分とのバランスが、

    とても美しく描かれていた。

     

    プラトニックな部分と繋がっていたいと思う部分を共存させた想いというのかな。

    そういうものはこの齢になったからこそ素直に共鳴できることでもあるんですよね。

    必然と片付けて生きるのか、運命を想いながら生きるのか。

     

    この小説を読んでいると、

    「もどかしい」という言葉は40代の為にあるんじゃないのかな。

    なんて思うわけです。

     

    映画もその部分がうまく表現されているといいけど。

    キャストがいいから(特にヒロイン役の石田ゆり子さんが小説のイメージ通り)

    期待したいな。

     

    映画も観たいけど、映画館にあれを一人で観に行くのはちょっと・・・

    う~む・・・

     

     

    ~ 初めて食アタリを経験しました・・・  ~

     

     

     

  • 高校生2年の冬だったかな。

    尾崎豊に触発され、アルバイトで必死に貯めたお金を握り締めて

    地元の楽器屋にアコースティックギターを買いに行ったのは。

     

    それは以前から目を付けていたし、何度も触ったり持ったりしていたけど、

    もう一度、と思って棚から降ろして触っていました。

     

    10分後。

    店を出ました。

    手ぶらで。

    買う気で行ったんだけど。

     

     

    あの頃の自分は極度の赤面症で、人前で話すのはおろか他人と話すのさえ苦手でした。

    (これホント・・・)

     

    そんなまったくイケてない自分が、

    「家の中ではカッコつけてギター弾いてるぜ」

    なんて想像したらとても滑稽で、

    それを実際にやろうとしている自分が急に嫌になったんですよね。

     

    あの時に買っていたらな、、、とも思うけど、

    買ってもきっとほとんど触らなかっただろうと思う。

     

    それからも楽器というものに縁がなく生きてきたけど、

    今でも様々な楽器の音色を聞くのは好きです。

     

    *楽器と言えばマンドリンという楽器がとても印象に残っています。

    雲が晴れるような爽やかな音色と、独特な演奏方法。

    本当に素敵だった。

     

     

    BSテレビ番組で不定期にやっている「空港ピアノ」「駅ピアノ」という番組。

    ご存知ですか?

     

    世界中の空港や駅に置いてあるピアノを定点観測し、

    奏でる人達がどんな想いで弾いたのかを見つめる番組。

     

    自由に弾けるので、色々な人が弾いていきます。

    独学で学んだ、というおじ様。

    音大に通う女性。

    昔、教会で習ったというお爺さんなどが、様々な想いを抱きながらピアノを弾いてくれます。

    もちろん楽譜なんてありません。

    本当にステキなんですよ。

     

     

    音楽。

    今更自分で演奏したいという気持ちは無いけど、

    昔からずっと興味があったクラシック音楽と、

    そろそろ真剣に向き合ってみようかなと思っています。

    さて、何からどう聴き始めたらいいのか、、、

     

    ぐぬぬ。。。

     

     

     

    ~ もう一年以上もキャンプに行けてません・・・ ~